オンライン配信で必要な機材や実際の配信方法・注意点などについて解説!
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、最近ではセミナーや研修などをオンライン配信で開催する企業も増えてきました。しかし、オンライン配信は対面とは違い、機材を用意したりネット環境が必要だったりするので、苦手意識がある担当者も少なくありません。
そこで本記事では、オンライン配信の種類や必要な機材・実際にオンライン配信する方法などについて解説します。これからオンライン配信の実施を検討している企業担当者は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
オンライン配信は主に3種類ある
オンライン配信は、主に3種類あります。
・ライブ配信
・アーカイブ配信
・オンデマンド配信
一つずつ解説します。
ライブ配信
ライブ配信とは、リアルタイムで視聴者に映像を届ける生配信のことです。
リアルタイムということもあり、視聴者に臨場感を与えられます。また、視聴者とのコミュニケーションも可能なため、その場で質疑応答の時間を設けることもできます。
ただし、機材トラブルによって配信が急にストップするリスクもあるので注意しましょう。
アーカイブ配信
アーカイブ配信とは、ライブ配信での映像をそのまま配信する方法です。
ライブ配信とは違い、視聴者の好きなタイミングで視聴できます。ライブ配信で起きたトラブルを編集でカットすることもできるので、ストレスなく視聴してもらえるのもメリットです。
しかし、ライブ配信のようにリアルタイムでコミュニケーションを取ることができません。臨場感がないので、視聴者が途中で離脱してしまう可能性が高くなります。
オンデマンド配信
オンデマンド配信とは、編集した動画をプラットフォームにアップロードすることで視聴者がいつでも視聴できるような配信方法です。
オンデマンド配信における代表的なプラットフォームとしてYouTubeが挙げられます。常にクオリティの高い動画を視聴者に提供できるのが、オンデマンド配信の最大のメリットです。
ただし、オンデマンド配信はアーカイブ配信同様、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションが取れません。また、クオリティの高い動画を提供するためには編集に時間がかかるので、ある程度のリソースが必要です。そのため、動画編集を外注化している企業も少なくありません。
オンライン配信する上で必要な機材
オンライン配信する上で必要な機材は以下の6つです。
・Webカメラ
・マイク
・パソコン・スマートフォン
・音声ミキサー
・配信ツール
・照明
順番に解説します。
Webカメラ
カメラは、パソコンやスマートフォンでも標準搭載されています。しかし、さらに映像の質を高めたい場合には、別途でWebカメラを購入してみるのもおすすめです。
マイク
可能であれば、マイクも用意しましょう。カメラと同様にマイクはパソコンとスマートフォンにも搭載されていますが、周囲の音声をよく拾ってしまうので、聞き取りづらくなる可能性があります。
新たにマイクを購入することで、音質がクリアになります。
パソコン・スマートフォン
オンライン配信を行う上でパソコンやスマートフォンなどのデバイスも欠かせません。パソコンやスマートフォンが古いと、画質や音質に影響を与える可能性があるので注意しましょう。
音声ミキサー
音声ミキサーもあると非常に便利です。音声ミキサーとは、音響機器を接続することで音量や音質を調整してくれる装置のことを指します。
オンライン配信で同時に複数人と話す場合、特定の人の声だけ小さくなることがあります。そんなときに音声ミキサーを活用することで、音量や音質を一定にすることが可能です。
配信ツール
オンライン配信するためには、ツールが必要です。多くの企業ではZoomを利用していますが、そのほかにもMicrosoft TeamsやGoogle Meetなどがあります。
自分たちが使いやすい配信ツールを利用しましょう。
照明
照明器具もあると、配信者を綺麗に映すことができます。ただし、安い照明器具は光量が足りなくなる可能性があるので、最低でも60W以上の出力が出る照明器具を購入しましょう。
実際にオンライン配信する方法
以下の5ステップでオンライン配信することが可能です。
1.オンライン配信を行う目的を明確にする
2.オンライン配信の予算を決める
3.オンラインの配信方法を決める
4.オンライン配信する上で必要な機材を揃える
5.実際にオンライン配信する
一つずつ解説します。
オンライン配信を行う目的を明確にする
具体的な目的が定まっていないままオンライン配信を行った場合、方向性が大きくブレてしまい、配信自体の効果が薄くなってしまう可能性があります。
そのため、「何を達成するためにオンライン配信を行うのか」目的を明確にしましょう。
オンライン配信の予算を決める
オンライン配信する上で、必要な機材やツールを準備する必要があります。それらを準備するためには当然費用がかかるので、ある程度の予算を確保しておきましょう。
オンラインの配信方法を決める
オンラインの配信方法を決めていきます。先ほども紹介したように、オンラインの配信方法は全部で3種類あります。
・ライブ配信
・アーカイブ配信
・オンデマンド配信
それぞれの特徴を把握した上で自分たちに合った配信方法を選びましょう。
オンライン配信する上で必要な機材を揃える
オンライン配信する上で必要な機材を揃えていきます。
少しでも費用を抑えるために値段の安い機材を購入してしまうと、すぐに故障する可能性があります。その結果、再度購入する手間やコストがかかるので、なるべく性能や機能にこだわった質の高い機材を購入しましょう。
実際にオンライン配信する
実際にオンライン配信を行います。
オンライン配信ではインターネット環境や機材によるトラブルが発生しやすいので、いつでも対処できるような体制を整えておくことが重要です。
オンライン配信する際の注意点
オンライン配信する際には、以下の3つに注意しましょう。
・オンライン配信する環境を整える
・万が一のトラブルにも備えておく
・リハーサルしておく
オンライン配信における最大の懸念点がインターネット環境です。普段の業務では問題なく使えていたとしても、オンライン配信する場合には負荷が大きくなるので、画面がフリーズしたり音声が途切れてしまったりすることも珍しくありません。
そのため、オンライン配信する前には必ずリハーサルを行いましょう。リハーサルの段階でインターネットの接続が不安定になるのであれば、ネット環境を一新するなどの迅速な対応が必要です。
また、万が一のトラブルに備えてマニュアルを用意しておくと、安心してオンライン配信できます。
まとめ
本記事では、オンライン配信の種類や必要な機材・実際にオンライン配信する方法などについて解説しました。オンライン配信は全部で3種類あるので、自分たちに合った方法で配信することが重要です。また、オンライン配信する上で必要な機材はいくつもあるため、必要に応じて購入を検討しましょう。
オンライン配信はトラブルが起こりやすいので、不安に感じる担当者も少なくありません。
そんなときには株式会社ニューズベースにお任せください。
株式会社ニューズベースでは、研修やカンファレンス・セミナーなどの準備や開催するまでのサポートをトータルで支援しています。機材の準備やトラブルが発生したときの対応も承っておりますので、担当者は安心してオンライン配信することが可能です。まずはお気軽にご相談ください。
本記事を参考に、オンライン配信を行ってみましょう。